子供の頃、長い夏休みの暇を持て余しながらボーっと考えていたことがありました。

僕が見ている「赤」という色は、他の人にも「赤色」で見えているのだろうか?

もしかしたらしたら、僕が赤色に見えいている色は他の人には青色に見えていたりはしないだろうか?
 

僕を基準に考えたらそれは違ういろなんだけど、その人にとってそれは「赤」。

ポストの赤、トマトの赤、消防車の赤。
僕にとっての赤色は、どれをとっても赤色であって、本来赤色で見えているものが青色で見えることはない。

でも他の人にとっての赤色は僕にとっての青色で、僕が赤色に見えている全てのものが他の人には青色で見えていたとしたら…
 

そう考えて世の中を見渡して、他の人はこんな風に世の中が見えているんだ。

と赤色の部分を全て青に置換してイメージしてみる。
 

いま自分が見ている世界は、自分だけしか見えていなかったとしたら?

それは逆に言うと、みんなが見ている世界を自分だけが見えていないということ。

子供心になんだか無性に怖くなってきて考えるのをやめた。

 

赤が青に見えるというのは極端な話しなんだけど、この考えは事実を表しているともいえる。

例えばこんなことだ。
 

Aさんは良い人だ。

ただしそれは私にとって。

BさんにとってAさんは悪い人である。
 

AさんはAさんであり、何も違わない。

でも人によって見方が違う。

十人いれば十通りの見方がある。
 

目の前にある世界が当たり前に存在していると思っているが、別の人からは全く別の世界として存在しているのだ。
 

そんなことを考えているとなんだか体がフワフワ浮いているような、目の前の景色が歪んで見えてくるような、奇妙な感覚に陥る。

でもそんな感覚も、大人になったいまではそんなに怖くは感じない。

 

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稲田靖人
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