育児中の腱鞘炎(けんしょうえん)

産後、育児が始まるとよく起こる症状に腱鞘炎があります。
 

手首を動かすと痛い。

手に力が入ると痛い。
 

こうなってしまう原因は、「使いすぎ」。

 

出産するまで、そんなに重いものを持つことがなかった。

そんな女性は多いと思います。
 

しかし、赤ちゃんは抱っこしないわけにはいきません。

赤ちゃんも最初はそんなに重いわけではありません。

お米5㎏の方が重いです。
 

しかし赤ちゃんは凄まじいスピードで成長していき、だんだん重くなってきますし、お米よりもずっと長い時間抱えています。

 

筋力が強くない人は無理して抱っこし続けることが「手首の使いすぎ」になってしまい、炎症を起こしてしまうのです。

 

腱鞘炎、自分でできる対処法

 

腱鞘炎は使いすぎによってなるものですので、治す方法は使わないこと。

ただ、育児中に抱っこしないなんていうのは無理ですので、だましだまし手首を使っていくしか仕方ありません。

 

だましだまし、その一

炎症ですので、冷やしましょう。

一番良いのは、ビニール袋に氷と水(少量)を入れて、痛い部分を冷やして下さい。
 

保冷剤が手軽ですが、保冷剤は冷えすぎて凍傷になってしまうことがあるので注意して下さい。

氷と水なら、氷と皮膚との間に水があるので冷えすぎることがなくなるんです。

 

特に寝る前にしっかり冷やしましょう。

人間は寝てる間に回復しますので、寝る前にしっかり炎症の熱を取っておくて回復が早まります。

 

だましだまし、その二

抱っこするときに手首をひっくり返してみてください。
 

普通は赤ちゃんを手の平で包むように抱っこします。

これを、手首をひっくり返して、手の甲が赤ちゃんに当たるように抱っこするんです。

そうすると力が入る部分が変わるので、炎症を起こしている部分に力が入らなくなります。
 

ただこれは、しっかり抱っこできるわけではないので、赤ちゃん落としてしまう可能性があります。

だから座って授乳しているときだけとか、安全なときだけにして下さい。

 

腱鞘炎を整体で治療する

 

手の指を動かすための「腱」が手首を通っていきます。

その通り道で腱がこすれても大丈夫なように、腱鞘(けんしょう)という腱を包むストローみたいなものがあるんです。

通常ならば腱鞘があるから大丈夫なはずなんですが、この腱鞘にすら炎症が起こってしまうほど手首に負担をかけているのが育児中なんですね。

 

起こってしまっている炎症は、自身の回復力で治していくしかありません。

整体でできることは、負担が軽くなるような状態にしてあげることです。
 

負担がかかり続けているうちは、回復力よりも傷める方が上回り、いつまで経っても治りません。
 

そのために、手首周辺の関節の動きを良くしてあげます。

関節の動きがよくなると負担が減ります。
 

関節が硬くなる原因は、それまでの積み重ねであったり、炎症時に分泌されている浸出液で固めてしまっていたりといろいろです。
 

場合によっては整体で劇的に改善することがありますので、腱鞘炎で困っている方はぜひ一度ご相談下さいね。
 

あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師 稲田靖人 監修

 

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