「痛みは脳が作っている」というのが、最近の医学の主流となってきています。

でも、本当にそうなのでしょうか?
 

人間の体は構造的にどうしてもゆがんでしまいます。

そのため誰でも体はゆがんでいます。

ゆがんでいない人はいません。
 

全ての人がゆがんでいるにも関わらず、世の中には痛みで悩んでいる人もいれば、全く痛みなど症状のない人もいます。

このことからも、ゆがみがあれば必ず痛くなるというわけではないということがわかります。
 

痛みに関する最新の医学では「痛みは脳で作っている」という説が主流です。

そして、ゆがみは痛みとは関係ないとされています。

 

それでもゆがみが痛みの原因になっている場合はある

「痛みの原因は脳」だとすると、その治療は次のようなものになります。

心理学を応用した行動認知療法
精神安定剤などの薬の服用
 

現在は痛みに対して、このような治療が主流になってきています。
 

しかし。

それでも私は、ゆがみが痛みの原因になっている場合はあると考えています。

実際に、ゆがみを整えると痛みがなくなる人がいるからです。

 

ゆがみが痛みの原因になるときとは?

全ての人はゆがんでいます。

整体しても、しばらくするとまたゆがんできます。
 

それなら、ゆがみが痛みの原因になるときとはどんなときなのでしょうか。
 

まず、ゆがんでいても痛みがない人の特徴は、

「関節が柔らかい」
 

関節が柔らかいので「ゆがみ」という問題を受け入れる余裕があるのです。

だから20代くらいまでは、問題が起こりにくい。
 

そして、ゆがみが原因で痛みがある人。

ゆがんでいる状態を長期間放置している場合に起こりやすくなります。

関節が硬くなってしまい「ゆがみ」という問題を受け入れる余裕がなくなるために、体は痛みというサインを発します。

 

「くしゃみ」をするのが怖かった

実は私自身、くしゃみをするとギックリ腰になりそう、という状態が長く続いておりました。

すでにこの仕事に就いていましたし、普段は他には痛みなど症状は全くなかったのですが、くしゃみだけはいつも身構えていました。
 

くしゃみは体にとってかなり衝撃のある動作です。

腹筋や横隔膜が急激に動くので、骨盤の関節が固まっているとその衝撃はモロに腰にきます。

 

ある治療法との出会い

常に技術の研鑽に努めていましたし、良くなる患者さんもたくさんいたのでそれなりに自信を持っていました。

しかし、自分のその「くしゃみ」のときの危うい腰は治せずにいました。
 

あるとき知り合った治療家仲間に、その人がやっている治療セミナーの体験会に誘われました。

すでに自分の治療には自信を持っていましたが、見聞を広めるために参加してみました。
 

その治療法というのが、体のゆがみを整えることに主眼をおいたものだったのです。

 

疑っていた

しかし「体のゆがみが痛みの原因にはなり得ない」という、現在の医学のスタンダードから、その治療のことを疑いながら参加していました。

そうして疑いながら受けた施術によって起こった変化に驚かずにはいられませんでした。
 

くしゃみをするのが全く怖くなくなったのです。
 

すぐに教えを請うようになったのは言うまでもありません。

 

結局、痛みの原因は何なのか?

技術を身につけ、日々、ゆがみを整えることで痛みが治っていく患者さんをみています。

しかし、それだけでは治らない患者さんがいるのも事実です。
  

痛みは脳で作っている

これは間違いではないでしょう。
 

ただ、ゆがみが原因にはなり得ないというのは間違っていると思います。
 

いまでは、「ちゃんとゆがみを直したうえで導き出された答えなのか?」と、こちらのほうを疑ってさえいるくらいです。
 

 

ゆがみが原因で死ぬことはありません

でも、
ゆがみがないほうが良くないですか?

体って、ゆがみがないと動きやすくなります。

ゆがみがないと、体のラインが綺麗になり格好いいスタイルになります。

姿勢もよくなります。
 

意外と知られていませんが、体がゆがんだままだと、顔だってゆがんでくるんですよ。

(ゆがみは整えても一生整ったままというわけではありません)

 

体のプロだからできること

私は治療家になって15年になります。

プロだからこそ得られる情報があります。
 

そこで知り得た「本当に良い治療」を、地域の方に還元していくのが仕事だと思っています。
 

全ての症状を治せるとは思っていません。

しかし、全てのゆがみは直せます。
 

ゆがみが直れば、無くなる症状もたくさんあります。